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韓国ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016-2017)全16話 感想

 

韓国の方から"一番好きなドラマは『Goblin』(英題)"とオススメされていた『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』アマプラにて視聴しました。

 

tokkebi.jp

 

感想を書く上で、ネタバレが入ることがありますのでご注意ください。

 

 

キャストの感想

 

トッケビ/キム・シン役のコン・ユさん。

 

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』アッパ役が、格好良くて大好きでした。

 

 

www.npd-ruru-rarara.com

 

 

演技面でも絶大の信頼を持てますし、安心して観られる俳優さん。

 

まるで本当に900年以上もの歳月を生きてきたかのような苦労が滲み出ている演技の凄さと、哀愁漂う姿がはまっていてよかったです。

 

特に終盤の切ない表情にやられました。

 

 

ウンタク役のキム・ゴウンさん。

 

個人的に、このウンタクというキャラクターが最後まで好きになれませんでした😱

 

こういった元気すぎて思い立ったら即行動みたいな人が、あまり得意ではないのです😅

 

品があればまだよいのですが、ガサツなところとかも見えてしまうともう…。

 

キム・ゴウンさんの演技もかなりクセがあるというか特徴的で、私ははまれませんでした。

 

その点もあり、終盤あたりまでは観るのが結構きつくて離脱しそうになりながら何とか耐えました…。

 

そんな中で何を支えに視聴し続けたかというと、死神役のイ・ドンウクさんが最後まで私を引っ張ってくれました。

 

完走できたのは、まさにイ・ドンウクさんのお陰です。

 

 

イ・ドンウクさんの演技はめちゃめちゃ素晴らしかったです。

 

一見、クールで感情のこもっていない感じなんですが、泣くシーンとか瞳に感情がめちゃめちゃ溢れているんですよ。

 

そこにやられました。

 

そして綺麗に涙を流しますよね。

 

綺麗に涙を流す俳優さんNo.1ですよ。

 

感情がこもりまくった涙の演技は、観るものの涙を誘い、泣く姿を見たら思わずもらい泣きしてしまう俳優さんNo.1でもあると思います。

 

まるで人形のようなイケメンでして、整いすぎたイケメンが苦手な私でもさすがにイ・ドンウクさんは惚れに惚れまくりました。

 

高麗時代の王ワン・ヨになりかわった姿もあんなに髭が似合う人いる!?と驚かされました。

 

髭生えている姿なのに、あんなに清潔感あるって信じられません。

 

この死神って、天然なところもあって終始癒やされっぱなしでした。

 

泣かされて癒されて感情が忙しく…笑

 

個人的に一番好きだったシーンが、サニー(ユ・インナさん)からの電話に出る前に、喉の調子を整えるシーン。

 

可愛すぎました。

 

笑顔もよくて、つられ笑顔になります。

 

 

サニー役のユ・インナさんも美しかったから、美男美女で2人並ぶと映像がとても綺麗で様になってました。

 

個人的に死神が主役でサニーがヒロイン、と勝手に思ってます。

 

そのくらいこちらのカップルのストーリーの方がお気に入りで、また楽しみでもありました。

 

ユ・インナさんの演技も凄く好きです。

 

死神やキム・シンを不審がる演技も好きだし、ユ・インナさんも綺麗に涙を流すんですよね。

 

本当にこの2人には綺麗なものをたくさん観させてもらいました。

 

 

ドクファ役のユク・ソンジェさんも可愛いイケメンでお気に入りでした。

 

個人的に、平野紫耀さんに似ていると思って親近感湧いてました。

 

演技もとてもよくて、中盤あたり出番が少なかったりもしたから、もっと出てこないかな〜って思ってました。

 

 

高麗時代の王ワン・ヨ役のキム・ミンジェさんや、王妃キム・ソン役のキム・ソヒョンさんもはまり役でとてもよかったです。

 

キム・ソヒョンさん美しすぎて、佇まいも素敵で同性なのに一目惚れ。

 

あの絵さえ美しすぎました。

 

本当に当時の人みたいに観えて、違和感のなさに驚かされました。

 

高麗時代の方がずっと興味をそそられ、何でこっちがメインじゃないのだろうかと序盤思ったくらい。

 

高麗時代のシーンももっと観てみたかったな。

 

 

ストーリーの感想

 

このドラマをオススメしてくれた韓国の方いわく、"何度観ても新しい発見があるドラマ"と仰っていて、奥が深いドラマなんだろうな〜と観始めました。

 

ですが、キャストの感想でも書いた理由により、終盤くらいまで視聴するのがきつくて、"これを何度も観るってどういうこと?"と信じられませんでした。

 

観終えてみると、なるほどとわかるのですが、個人的には見返すとしても14話あたりからでいいかなと思います。

 

とにかく自分の目には、終盤あたりまでは、キム・シンとウンタクが喧嘩してるだけにしか見えませんでした…。

 

わりと早い段階で、死神はもしかしてワン・ヨなんじゃ…と気づいてからかなり引っ張られた感じがあるので、もうキム・シンとウンタクの喧嘩シーンはお腹いっぱいだからそちらを早く見せてよ…と。

 

9年後〜ようやくストーリーが動き出して、続きが気になる展開になったのでそこからは楽しく観ることができました。

 

ワン・ヨは嫌な描き方をされていたので、正直、あんな人のよい死神の前世だなんてどうして?とも思ったのですが、実際ワン・ヨってそんな悪くないですよね。

 

悪いのは誘導したパク・チュンホン(キム・ビョンチョルさん)で彼がいなかったら、ワン・ヨもキム・シンもキム・ソンもみんな仲良く暮らしていたのでは?と思います。

 

死神が本当にいい人だから、姿変わって前世の記憶なくしたとはいえ、元が悪人だったとは思えませんし。

 

その証拠に、キム・シンからもキム・ソンからも愛されてましたよね。

 

死神として生きているのは罰だからとのことでしたが、何だか個人的にはこの仕事?が新鮮に映ってあまり罰には見えなくて。

 

確かに仕事とかでやっているのならそうなんですが、やはりここは人生かけて死神やってるから、罰なんだろうなぁと。

 

罰は罰でも、最後サニーと一緒に生を終えられたのはとてもよかったと思います。

 

このドラマを観てると、縁とか本当にあるのかもしれないなぁと思いました。

 

でも自分の人生と比べちゃうと、こんなロマンチックなこと到底起きないし、やはりドラマの中だけの話なのかな〜と現実に引き戻されましたね。

 

それにしても、このドラマを観ている間はウンタクの「アジョシ」連呼が耳から離れなくて、視聴を終えたあとでもしばらくは離れなそうであります😅