感想を書く上でネタバレが入る事があります。
第7話 感想 神回!泣けるストーリー
毎週楽しく観てる『ザ・トラベルナース』ですが個人的に第7話は神回だったと思います。
映画のように壮大なストーリーだったのではないでしょうか。
歩(岡田将生さん)と静(中井貴一さん)がいつも口喧嘩のようになってしまうのを微笑んで見守ってる礼くん(荒木飛羽さん)の存在は、ドタバタした医療現場で貴重な癒やしの存在だったのですが。
まさかこんな展開になるなんて思ってもみなく本当にショックが大きいです。
それでも最後に夢を叶えられたことが本当に嬉しくてウルウルしっぱなしでした。
お母さんの気持ちもよくわかります。
1日でも長く生きていてほしいって。
でも礼くんにとっては夢を叶えられるチャンスがもう目前まできてるのに、全部諦めて治療に専念しても心は生きていられたかというとこれで良かったとしか思えないんです。
確かに無理はしたかもしれない。
それで命を削ってしまったかはわからないことだけれど。
例え命を削ってでも映画を作れたことの方がよっぽど礼くんは命を燃やせたんだと思います。
よく人生は時間の長さじゃないと言いますからね。
どう生きたかが重要であって。
そのことが礼くんにぴったりリンクして、確かに21じゃ早すぎますが諦めるしかないと思っていた夢を叶えられたことは礼くんにとってこの上ない喜びだったでしょう。
その思いを引き出した静が凄いですよね。
突き動かされた歩も。
歩が泣くのをこらえる度、じわ〜っとくるものがありました。
歩って曲げないこともありますが、人情味ある人物だと思ってます。
ベッドが空室になるシーンは胸が締め付けられますね。
転院したんだねと思ったのも束の間で。
お母さんへの手紙もとても良かったです。
こんなの読んだら訴えようとしてたものも引っ込みますよね。
なんていい子なんでしょう。
このドラマの癒やしだったから喪失感もありますが、何だかとても暖かい気持ちにもなれたんです。
それはきっと夢を叶えたときの笑顔が良かったから。
エンドロールはドキュメンタリー番組を観てるようなリアルさがあったし、とてもいい笑顔でした。
次回は、最終回なんですが早すぎますよね。
全8話しかないなんて。
こんなにいいドラマなのにもったいないです。
第1話を観たときはシリーズ化されるやつなんて思って観てましたが、まさかの"さよなら、静さん"だなんて絶対やめてほしいです。
歩と静のかけあいが最高だったのに。
シリーズ化されてほしいのに。
さよならと見せかけて歩と静2人揃っての続編ある展開になることを願いたいです。