この記事はネタバレ含む感想記事です。
キャストの感想
キャストが少なくてとても見やすい!
主演は星太郎役の高橋一生さん。
演技が最高!
格好良い役もやれる上に、こういうダサい?役も難なくこなす器用な俳優さんで、とにかく素晴らしいです。
慌てふためいたり挙動不審な演技がとても上手いですね。
仏壇で合わせる手が震えるシーンなんて小刻みすぎて笑ってしまいました。
眼鏡が斜めってるときもほっこり。
ダサいけれど、どこか癒やされるキャラクターにはまりました。
父親、航役は橋爪功さん。
序盤観ただけでも会話のやりとりのテンポが良く、この親子関係凄く良い!
と思っていたら何と亡くなってしまった、、
嘘、もう出ないの?
と思ったら何と幽霊になって戻ってきた!
今期は『100万回言えばよかった』も真相はまだ分かりませんが、幽霊ものっぽいですよね。
でも『100万回言えばよかった』は
あまりリアルさが感じられなく、その後も観たい気になるという展開でもなく1話観たのち脱落。
こちらは何でだろう。
高橋一生さんの演技が良いからだろうか?
幽霊になって戻ってきた時の反応とか凄いリアルで、まあそんな感じだよねって自然に観れるリアルさがあるので違和感なくはまれています。
航があぐらかいたまま宙に浮いてたり面白くて良いです。
航って凄くあたたかい父ですよね。
これ、好きにならないわけがありません。
それからひかり役の本田翼さん。
前クールドラマ『君の花になる』のあす花役が凄く良かったので楽しみ!
本田翼さん、本当綺麗だし可愛いな。
星太郎とどうにかなっちゃう感じ?
美男美女だからわくわくします。
星太郎の幼馴染田中役は小久保寿人さん。
どこかで観たことあると思ったら、『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』の河童役の人!
あの役はインパクト凄かったからよく覚えています。
他にも『君と世界が終わる日に』でも観た事ある俳優さん。
結構、色んなドラマや映画に出てるみたいですね。
キャストが少ないのもそうですが、嫌いな俳優さんが一人も出てないのもストレスなく観れて嬉しいです。
ストーリーの感想
航がいなくなってから、ゴミ屋敷化してしまっているのがリアルで良いですね。
航がいないとゴミ出しも満足に出来ないんだなぁ。
ひかりに花火を鼻でフッと笑われたっていうやつもたぶん被害妄想で、良い意味だったと思われるんですが。
じゃなきゃ住み込みで働きたいなんてやってこないでしょう。
そんな描写からも星太郎が気にしぃで何かひっかかることあるとネガティブにとらえて今にもニート化してしまいそうな危うさが凄くありますね。
そんなほうっておけないキャラクターが私はとても気に入りました。
航、戻ってきてくれて良かったよ。
星太郎だけじゃ、きっと花火上げなかったよね。
そしたらひかりも住み込みで働きたいってやってこなかったかも。
星太郎が一人で生きていけるように、航もほうっておけなくてやってきてるような気がするな。
たぶん花火の仕事も上手くいって、ひかりとも上手くいったら航は帰っちゃうのかもしれない。
そしたら凄く寂しいのだけれど。
航がいい父だから。
まあ正体はそのまま明かしてるからちょっと違うけれど韓国映画の『ハロー!?ゴースト』の幽霊たちと航の狙いは一緒なんじゃないかなと思った。
いついなくなっちゃうとも分からないから、航と星太郎の心地よいやりとりをしっかり見守り楽しませてもらおうと思います。