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ドラマ『ガチ恋粘着獣』第1話〜第3話 感想 諸悪の根源はスバル

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この記事は、ドラマ『ガチ恋粘着獣』第1話〜第3話までのネタバレ含む感想記事です。

 

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結構若い子の今どきのストーリーなんだけど、凄い面白くてはまって観てます。


個人的には配信とか観たりしないので、配信者にガチ恋することもなければ投げ銭などしたこともないので凄い世界だな〜と。


遠い世界の人たちをちょっとのぞかせてもらってる感覚ですね。


名前呼んでお礼言ってもらうために投げ銭するとか考えられないなぁ。


それなら違うことにお金を使いたいし。


そこまで応援したい人に出会ってないだけかもですが。


それで満たされ幸せならよいと思います。


ヒナ(香音さん)みたいになってしまうのはちょっとやばいですね。


最後は目を覚ましたから終わりよければ全てよし?的な感じでしたが。


警察案件ですよね。


しかしスバル(井上想良さん)も病的にやばいと思います。


ああいう人は彼女作らないで割り切った関係だけにした方がいいかも。


じゃないとトラブルが絶えません。


第2のヒナが現れてしまうよ。


香音さんのぶっ飛んだ演技が最高にたまらないですね。


小さいときから可愛かったけど、そのまま可愛く成長されましたね。


目がおっきくてお人形さんみたいです。


目を見開くシーンは、こぼれ落ちそうでした。


こんなに演技上手いなんてびっくりです。


はまり役でした。


もっとたくさんドラマに出てほしいなぁ。


実際にこんな子いるんでしょうね。


りこめろ(中田クルミさん)もなかなか強烈だったけど、最後にはヒナをなだめたりよい人だったのかな。


スーツ姿のギャップにはびっくりしたけど。


普通にしてた方がよいですね。


みんなスバルにもてあそばれただけなんですよね。


諸悪の根源はスバルとしか思えない。


コスモ(山下幸輝さん)は一番まともで真面目だし好きなキャラかも。


山下幸輝さんは『君の花になる』のドラマで観てたから愛着があるっていうのもあります。


『君の花になる』のときは出演者も多かったしそんなに意識してなかったけど、演技上手いですね。


そして何より可愛い!


落合モトキさんにそっくりだと思います。


『君の花になる』で組んでたユニットでライブとかやってたみたいだから、山下さんも現実のファンが多そうですね。


芸能人だとかなり遠い存在だし付き合えるなんて思わないけど、配信者だと少し距離が近く感じるのだろうか?


配信者でも、やっぱりそのままのキャラで出てるってことはないと思いますよね。


やっぱり虚像というか作られた人物を演じてるのはあるだろうなと思います。


ヒナは夢を見すぎてしまいましたね。


個人的にはだけど、スバルよりコスモやギンガ(松本大輝さん)の方が魅力的に思うけどなぁ。


配信者がリスキーな仕事だということがひしひし伝わってきます。


特定班とか凄いですし、すぐに何でもバレそうな今の世の中では余程の旨味がないとやらないでしょうね。


登録者数や再生数気にしたりするだけでも疲れそうです。


ヒナのストーリーは3話で終わって、今は琴乃(石井杏奈さん)のストーリーが放送されてます。


2本立てみたいな感じですかね。


こちらも凄く面白くて毎回楽しく観させてもらってます。


琴乃はぶっ飛んでないし初々しさもあるから、ちょっと安心して観れますね。


コスモとどうかなるのだろうか。


展開が楽しみです。

 

 

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ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』第1話〜第3話 感想 宝くじ撲滅運動?的な



 

この記事はドラマ『日曜の夜ぐらいは…』第1話〜第3話ネタバレ含む感想記事です。

 

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第3話にして今期No.1と思えるくらいはまっているドラマです。

 

キャストの感想

 

まず役者さんがとても良い!


好きな役者さんばかりで嫌な人が1人も出ていないのが素晴らしいです。


主演はサチ役の清野菜名さん。


清野さんは、ドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』の小夏先輩役を観たときの衝撃が忘れられなくて。


それからずっと好きです。


明るく喋るときの表情が何とも言えない可愛さで、まわりをパッと明るくさせてくれる魅力を持った女優さんですよね。


なかなかこの雰囲気を出せるのは他の俳優さんにはいないだろうし、唯一無二の武器だと思ってます。

 

日本にはまずいませんね。


中国の女優さんのチョウ・ドンユイさんも笑ったときの魅力が半端なくて、清野さんに雰囲気が似てる気がします。

 

 

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それと清野さんはスタントマンをやっていたくらいアクションも強いから、走るシーンとか軽やかで観ていて気持ちが良いんですよね。


車椅子押してあんなに軽やかに走れるって凄い!


ちょっとした立ち上がる動作とかも軽やかで、もう身体の土台から違うんだろうなとひしひし感じさせられます。


そして翔子役の岸井ゆきのさんは、安定の演技力なので観ていてとても頼もしいです。


はじめははっちゃけ具合がぶっ飛んでいて観ていて疲れるキャラクターかなぁと心配していたら、意外としんみりしているシーンもあったり。


ギャップにやられます。


可愛いです。


第3話でつまらないものばかり買ってしまったと嘆いてるシーンが面白くて、この役岸井さんで良かったなぁと思いました。


それから若葉役のめるること生見愛瑠さん。


めるるさんも演技が上手いですよね。


バラエティでよく見かけていたので、タレントさんかなぁと思っていたんですが。


ドラマでもお見かけするようになり。


『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第4話にゲスト出演されたときの演技があまりに素晴らしかったので驚かされました。


『風間公親-教場0-』の第4話のゲスト出演のときの印象もあってか、くたびれたような役が上手いと感じます。


思い詰めた表情がとても上手いです。


今回の若葉役は序盤、明るい感じだったので思い詰めた表情は封印かなぁと思っていたら。


ここにきて凄い展開が待ち受けてましたね。


絶望と怒りと諦めを閉じ込めた表情っていうんですかね。


このめるるさんの演技が痺れるんですよね。


まさかこのドラマでもそういう演技を観れるなんて。


嬉しいです。


他にもみね役の岡山天音さんも好きです。


岡山天音さんも岸井ゆきのさん同様、演技力に絶大の信頼を持っているので何の心配もせず観れています。


このみね役は本当に偶然なんでしょうけど、あちこちで出現するので人によっては鬱陶しいと思うかもしれないですが。


岡山天音さんが演じることで、そういった負のイメージはかき消されていると思います。


みね役も岡山天音さんで良かったなぁと。


この役、何気に難しいと思うんですよね。


シチュエーションがちょっと現実的には、不自然なところが多々ありますし。


そこを自然に演じて、違和感を与えないでもらえてます。


出演者全員が、この俳優さんが演じてくれてよかった〜という素晴らしい顔ぶれのドラマです。

 

ストーリーの感想


サチが幸せが怖いって思うのはわかる気がします。


何ていうか、幸せに慣れていないと幸せじゃないことがデフォルトなので。


幸せ=緊急事態みたいな。


ソワソワして心もついていけないんだと思います。


何よりサチには(和久井映見さん)を車椅子にさせてしまった負い目や罪悪感があるので。


そのことが幸せへのブレーキとなってしまっているんです。


いや、これまわりから見ればサチのせいじゃないでしょって思うけど。


本人は絶対、自分のせいだと思っちゃいますよ。


自分があのとき、弁当を忘れなければって。


これはしんどいですよね。


そしてちょっと母を鬱陶しいとも思ってる。


確かに仕事で疲れて帰ってきて、聞きたくもない話を延々と話し出されたら鬱陶しいかもしれない。


気が合うならいいけどね。


とはいえ第3話で母の膝に顔を預けるシーンもあったりで、そこまで悪い関係ではなさそうです。


パッと見、そんなにしんどそうにも見えないけどそこはしんどい部分を映してないからですよね。


見えないところでは、介護的なものもしなくちゃいけないだろうし若い女の子が一人で背負うのは相当しんどいものがあると思われます。


そして別れた(尾美としのりさん)が金の無心をしてくるという地獄。


若葉もかなりの修羅場があり、こちらも地獄で。


それと比べたら翔子は満たされないものの、まだ可愛いものに見えてしまうけど。


これからどうとだって幸せになれそうだし。


サチや若葉みたいに、寄生する人がいたらそれこそ悲惨。


家ごとどこか遠くへ引っ越すしかない。


サチ母や若葉祖母(宮本信子さん)も危ないのでみんな一緒に逃げるしかない。


どこまでも追ってくるかもしれないけど。


第3話で当選金が振り込まれるまでの…7日間だったかな?


グループラインのやりとりと一緒に、日常のシビアな様子が流れたのがとても良かった。


理不尽なことで文句言われていたり。


現実は厳しいんだけど、そこから這い上がれそうな期待とかがあったら頑張れるのかもしれないね。


この辺の岸井ゆきのさんの演技とか凄く良かったんですよね。


タクシーのお客さんに文句言われているシーンの表情とか。


あと若葉祖母が運転中、急ブレーキ踏まされて、

「下手くそ!」と怒ってるシーンとか。


ちょっとこの演技格好良すぎてツボにはまってしまった。


宮本信子さんの演技も凄く良いんですよね。


心の拠り所になるものが幸せになるとは限らないのか。


宝くじに当たってこれから幸せに〜ってときの現実がこれだから。


当選したことを言ってなくても嗅ぎつけてきたり、寄生するやつの嗅覚が強すぎる。


宝くじ撲滅運動?的なドラマなのかな。


なんて思ったり。


宝くじに当選すると不幸になるとかよく聞くけど。


現実もそうなのかもしれない。


とはいえ当選したからこそ、3人再会に繋がったわけなので。


この出会いが良い方向に繋がることを願いたいですね。


どうか3人には幸せになってほしいです。

ドラマ『シガテラ』第1話 第2話 感想 醍醐虎汰朗さんの表情の演技が絶妙

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古谷実さんの同名タイトル漫画『シガテラ』が原作実写化ドラマです。

 

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いかにも漫画が原作と思わせるノリみたいな色が強いですが、テンポも良く楽しく観ることができています。


何といっても萩野演じる醍醐虎汰朗さんの表情の演技が絶妙なんです。


よくある心の声だけじゃなく、それに表情のリアクションまで加えられている非常に難しい役どころです。


一歩間違えたら滑ってしまうシーンばかりなのですが、醍醐さんは第1話冒頭からものにしていて素晴らしいです。


いじめられる役どころですが、コミカルなこの演技のお陰か視聴側もそれほど重くなりません。


もう一人いじめられる役に高井(丈太郎さん)がいますが。


同じいじめられる2人でも非常に対照的に描かれています。


萩野は学校以外にもバイト、バイク免許を取得するために通っている教習所、そこで出会った彼女南雲さん(関水渚さん)。


といくつものコミュニティを持っています。


学校から帰っても深夜にいじめっ子谷脇(長谷川慎さん)に呼び出されたりなんかはあるんですが。


それ以外は他のコミュニティがあるためか、それほどいじめを引きずっている描写はあまり見られません。


対して高井は他のコミュニティを持っている描写がなく、家に帰っても谷脇への憎しみ、復讐心など頭の中が谷脇のことでいっぱいになって今にも何かを起こしそうな危うさがあります。


そして萩野と南雲さんとばったり会うと、それきり登校もしなくなってしまったと。


あれだけいじめられてもめげずに登校していたのに。


そこは同士だと思っていた萩野に裏切られたと感じたのかも。


酷いいじめを受けても耐えられたのは萩野がいたお陰と、復讐心に燃えていたからで。


ところが萩野は自分みたいにいじめにとらわれることなく、恋愛にうつつを抜かしていたと知ってしまった。


自分は谷脇にどう復讐しようかとそればかり必死に考えてるのに。


高井の心境を思うとこんなところでしょうか。


今後、高井が何かを起こす可能性は高いと見られますが。


コミュニティを多く持つことがいじめを切り抜けるために必要なことだとこのドラマは伝えたいのでしょうか。


そんな気がします。


いじめという重いテーマを取り入れたからには、ちゃんと意味があってほしいですね。


それにしてもいつも思うのは、何でいじめられた側が学校に行けなくなったりしなくてはならないのか。


今回のケースは特にいじめ側は谷脇一人なんですよね。


谷脇を停学なり退学なりさせれば萩野も高井も安全に学校生活を送れるのに。


このあたりは本当に憤りを感じます。


高井が何か起こしたりしても誰も責められないんじゃないでしょうか。


高校に行ってもいじめがあるなんてつらいですよね。


しかも彼らたちはまだ2年生とのこと。


3年だったらあと少しの辛抱と思えますけどね。


2年じゃまだまだ先は長いです。


萩野は何か変われそうな気がしてますけどね。


南雲さんとうまくいって自信がついたら色々良い方向に動く気がしてます。


高井も外の世界に目を向けられたらね、と思うけど。


悲しいかな、いじめが高井を支配してそれ以外は何も目に入らなくなる。


それに他にコミュニティを持てと言われたって、いじめで自信喪失していたら新しい環境に一歩踏み出すことの勇気がどれくらい必要か考えると臆するのも無理ないことなんですね。


頑張って一歩踏み出してうまくいき成功体験を味わえたらトントン拍子かもしれないけど、またうまくいかなかったりしたらと思うと悪循環にもなりかねません。


萩野は、南雲さんに田島(三浦理奈さん)がついていたのも幸いしたのかも。


たぶん田島のグイグイ押す感がなかったらこんなうまくいかなかったかもしれませんね。


田島は可愛いのに男気あって惚れちゃいます。


あとは谷脇がどうにか改心して大人しくなってくれることを願いたいですね。


エンディングの萩野と南雲さんが凄く可愛くてほっこりさせられるし、今後はほっこりシーンを沢山観たいので。


そこに期待したいです。

 

 

 

 

ドラマ『夫婦が壊れるとき』第1話 第2話 感想 ドロドロぶりが面白い

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夫婦が壊れるとき|日本テレビ

 

このドラマはリメイクドラマらしいのですが。


まず、イギリスのBBCで『女医フォスター 夫の情事、私の決断』が放送されて。

 

 

 

そのあとに韓国で『夫婦の世界』がリメイクされているので。

 

 

 

正確にはリメイクのリメイクになるようですね。


どちらもヒットされた作品のようですが、個人的に韓国版を観てみたいですね。


韓国は容赦ないストーリー展開とか得意そうだし、面白そうです。


日本版はよくある不倫ドラマという感じがしないでもないですが、ドロドロぶりが面白くハマって観ています。


ところどころ突っ込みどころもあるんですが、それさえも面白いです。


例えば患者さんの芽衣(結城モエさん)のピンチをスルーしたくせに、処方箋を餌にしてスパイに使ってるところとか。


笑ってしまいます。


結城モエさんは、『Get Ready!』のお嬢さん役よりこちらの方がしっくりきてます。


目鼻立ちがくっきりしてるから、メイク薄めの方が可愛いような。


顔色悪いながらも冷静にスパイして、できる風な感じがハマってます。


「トランクに何かあるよ」的なことを陽子(稲森いずみさん)に伝えたときも何か格好良かったです。


彼女は今後もストーリーに深く絡んできそうですね。


処方箋ほしさに動く駒になってますが、陽子が打ちのめされてたときも芽衣が傍にいた方が安心感もあったのではないかな〜と思いました。


アドバイスとか的確にもらえそうな。


あのトランクからスマホだの何だの出てきたシーンは、そのまま証拠のスマホ突きつけてやればいいのにって思いました。


でも同僚や友達などみんなグルだったのを知ったら、冷静になれないですよね。


こりゃつらいわ


昂太(吉沢悠さん)の不倫相手は美南(七瀬なつみさん)の方が現実感はあったような気がします。


昔から想っていたとかそういうストーリーがあったなら納得できたような。


理央(優希美青さん)だと、ただ若い子に走っただけな軽い印象を受けてしまうんですよね。


予告では、2人うどんを食べてるシーンがあったり。


軽い関係性ではなさそうなところも見られるのですが。


昂太が繋ぎ止めておきたいほど魅力的な夫には見えないのはどうしてだろう。


あんまり魅力的に描かれてないからでしょうか。


妻より格下な描写が多いですよね。


きっと陽子も夫への愛というより、息子もいることだし幸せな家庭とかそういったものが壊れてほしくないだけな気もします。


プライドとかも絡んできそうかな。


自分では思ってなくてもまわりの対応の差が歴然としてるから、格下の夫にしてやられたみたいな思いにかられてというのもあると思います。


これから復讐に走ると思うんですが、理央もなかなかしたたかそうなので一筋縄ではいかなそうですね。


こういう不倫相手という法律的に見ても弱い立場なのに、強気でくる女性ってなんなんでしょうね。


実際にいたら嫌だな〜って思います。


一番腹立つのはぺこぺこしてる夫ですけどね。


脳天気なあの笑みが嫌だなぁ。


陽子は立場が強いので頑張ってほしいです。


スカッと気分よく終わるドラマなことを期待してます。
 

 

ドラマ『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』感想 最後の意味深な笑みが気になる

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この記事はドラマ『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』ネタバレ含む感想記事です。

 

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出川哲朗さんの『充電旅』をちらっと観たときに、竹内涼真さんがこのドラマの宣伝をされていて気になる内容だったので観てみました。


『充電旅』で思ったけど、竹内涼真さんってびっくりするくらい顔が小さい!


ヘルメットより顔が小さく見えるほどで衝撃的でした。


もともと竹内涼真さんの出演作は結構観ている方だし、演技も好きなのでこのドラマ凄く楽しみでした。


今は解離性同一性障害のことをDIDというのですね。


そのDIDによって3つの人格を持った元村周太を竹内涼真さんが見事に演じ分けされていて、凄まじかったです。


少し前に放送されていたドラマ『初恋の悪魔』でもDIDを持つ人物がいましたけど、あれは人格の交代スパンが非常に長くてそういうパターンもあるんだと思ったほど。


昔、ドキュメンタリー番組で観たDIDを持つ人物の方は結構短いスパンでの人格交代だったから頻繁に人格が変わる今回の周太の方がしっくりきますね。


周太もカブトバクもみんな真逆なキャラクターだったので、かなりの難役だったと思うんですがここは竹内涼真さんさすがの演技力でした。


違和感を一つも覚えさせない納得の演技です。


ちょっとこれ2時間ドラマで終わらせてしまうのはもったいないです。


最後の意味深な笑みが気になるので続編やってほしいですね。


あの笑みはどういうことなんだろうか。


視聴者の判断に委ねる的な。


どのようにも解釈できるけど、どれが正解かわからないし気になって仕方ないです。


個人的に最後に出てきたもう一人の人格に何か痺れてしまいました。


役目を終えたら格好良く消える。


みんな周太を守るために出てくるんだよねと思うと。


本当にこんな状況になってしまった周太が不憫でならないけど。


元々の元凶は外山(萩原聖人さん)ですよね。


何か登場シーンから怪しい雰囲気ぷんぷんだったので、犯人かなぁと思っていたら別の事件だったけどやっぱり犯人でしたね。


こういう悲劇しか生まない親も少なからず一定数いるわけで、これは大きな社会問題だと思うんですよね。


周太母が早くに亡くなってしまったのも悲劇のはじまりだったかも。


松下(飯田基祐さん)もやってることめちゃくちゃで。


そんなんだったらはじめから受け入れない方がよかったのでは。


周太の傷を大きく広げただけに過ぎない。


それにしても序盤で落合(森永悠希さん)がDIDって見抜けないってびっくり。


最初にバクになったときに気づくと思うけど。


そんな感じでふざけてるとか思われて人も離れていって。


だからこそ獅子舞(沢村一樹さん)との出会いは救いでしたよね。


こんなふうに寄り添ってくれる人がいたらね。


カブトの折り紙が泣ける。


周太はこれからどうなってしまうのだろうか。


周太のような人こそ(畑芽育さん)に対する獅子舞のようにそばで見守ってくれる人が必要なんだけど。


どうにかこれからも獅子舞が気にかけてあげられないだろうか。


完治は難しいといっていたけど、それもひっくるめて受け止めて見守ってくれる人に出会えたらと願わずにいられません。

 

 

ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』最終話 感想 またどこかで共演してほしい

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この記事はドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』最終話ネタバレ含む感想記事です。

 

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(永瀬廉さん)のナレーションがずっとバッドエンドを思わせるものだったので、このエンドは予想外でしたし拍子抜けでした。


ドラマとしてはうまくおさまったのかもしれませんし、ラブストーリーということでくっつく2人を見たかった人には満足だったかと思われますが。


個人的に思ったのはあれだけ才能、才能と言われていた空豆(広瀬すずさん)をなぜ挫折したストーリーにしたのかなぁと。


音のナレーションから想像していたシナリオもそうだけど、最後には見違えるほどお洒落になったかっこいい空豆で締めるのかと思っていたので。


そこに期待して観続けていた自分もいます。


パリでのシーンが一度もなかったから、帰ってきてからも才能、才能言われてる空豆に説得力がない気がします。


何にも変わってないように見えてしまうんです。


そして、音なんですが。


セイラ(田辺桃子さん)が引っ掻きまわしたのも問題ですが、セイラに泣きつかれたときに手をまわしたのもそうだし誰にでも優しいキャラクターだから一番そばにいる人を守れるのかなという不安は残るんです。


空豆はみんなを幸せにする人より、近くの人を幸せにできる人を求めてるからこれでよかったのかなと疑問はあります。


本音を言うなら音には、好きなら好きで空豆が挫折したときに電話でもいいから話を聞いてあげてほしかった。


一番しんどいときにそばにいなかったんですよね。


ミュージシャンとして成功するまでは想いを告げられないってとらわれて、男としてのけじめやプライドのようなものがあったのだろうけど。


そんなのいいから、すぐにでも空豆に寄り添ってあげてほしかったですね。


空豆は空豆でやはり捨てられた過去があるから、心のガードが強かったですし。


また捨てられるくらいなら最初から求めないでいようと諦めに近い感じで。


破天荒なキャラクターのわりには、肝心なところで臆するキャラクターだったように思います。


そして、運命の出会い方を何度も強調されていましたが。


音はわかるけどね。


空豆はあのとき、婚約者がいたよね。


振り返ってみて運命的な出会いだったと思ってるってことなんですかね。


空豆は婚約者に振られて憔悴してたときにそばにいてくれたのがたまたま音だったから、好きになってるような印象しか持てないんですよね。


音が出ていくまではずっと一緒に過ごしてきたわけだし。


個人的には最終話でも葉月さん(黒羽麻璃央さん)に惚れてましたね。


音からの手紙をもらった空豆を見て、さりげなく飲み物買いに行く優しさ。


こんな気遣いできる人がいたら、私はそっちに惹かれてしまうでしょう。


ここまできたら葉月さんと空豆と空豆(松雪泰子さん)で仕事してるシーンも見たかったですね。


黒羽麻璃央さんを拝見するのはたぶんこのドラマがはじめてでした。


女優の桜井ユキさんと結婚されたときに名前を知ったくらいだったので。


舞台の方で活躍されてる方のようですが、これからもドラマとか沢山出てほしいなと思いました。


軽やかな演技がとてもいいです。


ときどき落合モトキさんに似てる気がします。


私が空豆だったら、葉月さん選んでますね。


パリでも一緒にいられるし、一緒に仕事もできて。


何で空豆の心にすっと入らなかったんでしょう。


たぶん、音より早くに出会ってたらどうなってたかな?とも思います。


キャストはみなさんとても良くて、特に広瀬すずさん。


涙を流すシーンとかハッとさせられるほど美しすぎて、それだけでもこのドラマを観てよかったかもと思わされましたね。


それからこのドラマのメイキングは本当に楽しそうでそちらも楽しみでした。


広瀬すずさん、永瀬廉さんが本当に仲良すぎて微笑ましかった。


とても絵になる2人だし。


2人、またどこかで共演してほしいですね。

 

 

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ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』第9話 感想 いきなりのパリコレ

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この記事はドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』第9話ネタバレ含む感想記事です。

 

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第9話にしてようやく空豆(広瀬すずさん)がしおらしくなった。


これまで(永瀬廉さん)だけだったナレーションに、空豆も加わりました。


別れを前にして2人素直になれたけど。


もっと早く素直にさせてあげられなかったのかなぁ。


美男美女なのでやっぱり絵になりますね。


広瀬すずさんの涙が綺麗すぎて。


切なくなります。


永瀬廉さんも儚げなイメージがありますね。


何で別れの直前でこれを持ってくるのかなぁ。


ちょっともったいないです。


ラブストーリーと聞いてもっと2人のストーリーを観たかった人も多いと思うんですよね。


そしていきなりのパリコレですし。


第8話で空豆を心配して損したような。


言ってみれば久遠(遠藤憲一さん)に裏切られたのがよかったってことになるし。


その久遠とも簡単に修復してるし。


今回は浅葱塔子(松雪泰子さん)に救われましたね。


浅葱塔子の娘じゃなかったらどうなっていたか。


葉月さん(黒羽麻璃央さん)も一緒に辞めてしまって心配したけど、パリについてくるのは心強いですね。
 

個人的に葉月さん好きなんですよね。

 
空豆に軽く口説いていたのも空豆を元気づけるためだろうし。


軽くあしらわれても態度を変えることなく、そのまま才能もまるごと肯定してついてくのがよいです。


「お前のために俺も辞めたんだぞ」とか間違っても言わなそうだし。


葉月さんいたら何があっても安心な気がします。   


ナレーションどおり音とは離れ離れになるんでしょうね。


恋愛ドラマってライバルとか邪魔するキャラクターがつきものだとは思いますが、今回のセイラ(田辺桃子さん)に関しては子どもすぎでしたね。


大人でそんなことする人いる?って思ってしまいました。


本当にセイラは音を好きっていう設定の方がまだよかったんですよね。


何で空豆好きな設定にしたんでしょうか。


空豆好きなら好きでずっと通してほしかったです。


セイラがついた嘘なり何なりこれらの誤解は解くべきだと思うんですが。


いくら不安定な人だからって、こんなんではいい歌姫になれると思えません。


空豆が葉月さんと付き合ってると音は信じたままなんですよね。


これって仕事のパートナーとして信用問題に関わることです。


誰にでも優しい音だからまだわかりませんが、真実を知ったときどうなるか。


どのみちこのパートナーもそう長くなさそうな気がします。


次回、最終回なのでしおらしい空豆のまま締めてほしいですね。

 

 

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