アマプラにて韓国映画『あの日、兄貴が灯した光』を視聴しました。
感想を書く上で、ネタバレが入ることがありますのでご注意ください。
キャストの感想
兄ドゥシク役のチョ・ジョンソクさん。
あれ、どこかで見たことあるなと思ったら、『青い海の伝説』で人魚仲間だった人物でした。
あの役、めちゃめちゃ好きだったので強く印象に残っています。
『建築学概論』にも出ていたみたいですが、残念ながらこちらは記憶になく…😅
チョ・ジョンソクさん、人魚仲間のときもそうでしたが、めちゃめちゃいい演技をされますね。
演技が上手いとかのレベルを超えて、人物がもう実在しちゃってます。
特に笑う演技が好きです。
これもう演技じゃないでしょって思うくらい、本当に楽しそうに笑うのが好きです。
出前配達をクビになったご近所さん・デチャン(キム・ガンヒョンさん)に対して、爆笑してるシーンがまさにそうで、めちゃめちゃ和みました。
またストーリーの展開上、チョ・ジョンソクさんがめちゃめちゃ泣かせにきます。
彼が泣く度、こちらも涙が止まらなくて目が腫れるほどの大号泣でした。
同じく泣かせにきたのが弟ドゥヨン役のド・ギョンス(D.O.)さん。
アイドルグループ「EXO」のメインボーカルの方とのことで、アイドルの域を超えた演技に驚かされました。
2人の電話のシーンは特に、泣けて泣けて目が開きません…。
演技じゃなく、本当の兄弟みたいでした。
これで歌も歌えるとか凄すぎますね。
コーチ・スヒョン役のパク・シネさんもとてもよかったです。
柔道着があんなに似合う女性っているのでしょうか。
びっくりするくらい可愛かったです。
パク・シネさんの演技にも泣かされました。
この映画の主要人物みんな泣かせにきます…笑
何ならご近所さんも泣かせにきましたし。
彼も凄くいい味を出してましたね。
彼が弟についてくれるなら安心と思わせてくれる貴重な存在でした。
ストーリーの感想
泣ける映画とは聞いていたのですが、ここまで泣かされるとは…。
身体中の水分を持っていかれたような、それくらい号泣しまくりでした。
詐欺前科10犯だなんて信じられないくらい、弟のために奔走した兄に涙、涙…。
思うに兄は継母に複雑な感情を抱いていたけど、そう思っていたのは誤解で、それを知ってからは弟に対するわだかまりをなくせたという感じでしたね。
誤解がなかったらもしかしたら兄も罪を重ねることなく、家族ずっと一緒にいられたのかもしれません。
本来の兄は弟思いの優しい兄でしたから。
一度、自暴自棄になりかけてから残された時間を自分がいなくても弟が生きていけるように切り替えた時間も速かったですが、それだけ残された時間も少なかったわけで。
ウジウジしている時間なんてないと悟ったのだと思います。
そこからがもう弟のために一直線で、会いたいよと素直にもなれて本当に泣けます。
パラリンピックで金メダルを穫れば年金ももらえると確認しているところも…泣
弟もまた悲しみに落とされる…ということもなく、それ以上に残してくれた兄の思いや存在なんかが大きかったことに安堵しましたし、兄の偉大な愛に胸を打たれました。