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韓国映画『FLU運命の36時間』(2013)感想 子役さんの演技に脱帽


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この記事は、韓国映画FLU運命の36時間』(2013)のネタバレ含む感想記事です。


2013年に作られたとはとても思えない、未来をちょっと預言しているようなそんなストーリーでした。


ゾンビは出てこないのですが、ウイルスに感染した人がちょっとゾンビっぽくもあり、ゾンビ映画に近いような楽しさがありました。


韓国映画によく出てくる、自己犠牲の精神に溢れる人たち。


この映画でも出てきました。


救急隊員のジグ(チャン・ヒョクさん)がまさにそうですね。


彼は非常に男気溢れる人物で、何度も惚れました笑


スーパーで閉じ込められた人たちを助けるために残るときに、救急隊員だということを「俺が知ってる」と言ったときから、やばいくらい惚れましたね笑


何ていうできた人なんでしょう。


自分には嘘がつけないという模範のような人物であります。


そのあとも、医師イネ(スエさん)の娘であるミル(パク・ミナさん)をかばって番号を偽り申し出たところなど。


そのままもう会えなくなる可能性もあるのに、自己犠牲の精神が本当に凄まじく立派です。


そして何と言ってもこの映画のクライマックスは、ミルが「ママを撃たないでください」と前に出たときですよね。


あのシーンは、ジーンときちゃいました。


あんな小さな女の子があんなに必死にね。


自分の身も危ないかもしれないのに。


子役さんの演技に脱帽でした。


母の娘を守る想いなんかも強く描かれていて、全力疾走されていてとてもよかったです。


シンママの恋愛とか、いろいろ心配しちゃうようなことが多いですが、この親子のこの出会い方は運命的でもあるし、出会うべくして出会ったのかなぁという気がしなくもないです。


何だろう、観てる方もジグなら安心してこの親子を任せられる。


救急隊員としてこれからも危険な目にあうかもしれないけど、全力でこの親子を守っていくのではないかなと思いました。


ちなみにチャン・ヒョクさんが途中から、伊藤英明さんに見えてなりませんでした笑


伊藤英明さんといいますか、海猿仙崎大輔ですかね。


熱い男で役柄も似ていることもあるかもしれません。


韓国の俳優さんはまだまだ知らない方も多く、素敵な俳優さんがたくさんいるんだなぁとこの映画でも実感しました。

 

FLU 運命の36時間(字幕版)