
Netflixにて視聴。
この記事ではストーリーの結末を含むネタバレに触れています。気になる方は視聴後に読まれるのをおすすめします。
『人生って、素晴らしい/Viva La Vida』
公開年:2024年
上映時間:約129分
ジャンル:恋愛、ヒューマン
個人的満足度:★★★★★5
予告編
一言あらすじ
腎臓病を患っているリンミンは人工透析で生き延びる日々。そんなリンミンの前に悪性脳腫瘍を患うリュトが現れ…
キャスト
ポン・ユーチェンさん:リュト
リー・ゲンシーさん:リンミン
ネタバレあり感想
前から気になっていた映画。開始30分くらいまででも結構な痛々しい医療シーンの連続でちょっとつらくなり…一時中断。
このままやめようか?と思ったものの、評価が高い作品のためもう一度トライ。
結果…感動でした!!
最後まで観てよかったです。
だいぶ…リュトの髪をバリカンで剃ってるあたりからウルウルきましたね🥺
涙を流すリュトの表情がせつなくさせる…
というか坊主になってからのリュト、かっこよく見えてきて同一人物?!てなるくらい。
悲しい系か、感動系かどちらがくるのかと思ってましたが…
ジーンとくるあたたかい映画でした!!
タイトルどおり本当に素晴らしい!!
助けようとしていた側が逆に助けられたというお話ですよね。
深い〜。
わたしでもリュトに治療して!と言うなぁ、絶対。
こんな優しくて純粋な人の腎臓もらえないよ…泣
悪い人だったらいいのかっていうわけでもないけど。
韓ドラのごめん、愛してる思い出したりなどしたり…
でもこっちは治療法あって本当によかったです。
リュトが治療したくないっていうのも汲んであげたいけど…やっぱりまわりは生きててほしいですよね。
リンミンがリュトのために生きるのではなく、リュトと一緒に生きたいっていう強い願いがよかったなぁ。
治療法ないなら仕方ないけど…治療法あるのに、リュトの分までなんて思えませんよね。
こんな明るい人が実は恐怖を遠ざけるために現実逃避でバカなふりしてたとか、本当に泣ける…
結構哲学的な台詞多めで響くことも多かったのもよかったです。
台詞にあったように、本当にページをめくってみないとわからない展開になりましたね。
脚本を読んで選んでくるっていうのも、確かにつらい現実だけに目を向けがちだけど、一歩ひいて遠くから物事を見てみるとこのためだったんだ…みたいな驚きに出会うことは人生にはありますよね。
その先に何があるのか、選んだのは自分だから希望を持って信じるという方向性が前向きで素晴らしかった。
その力強い生命力をリュトに与えられたのが本当によかったです。
かなり忘れられない作品になりそう。
お互い一人で生きていたらつらく恐怖の日々だったかもしれないけど、2人ならあんなふうに乗り越えて幸せになって笑い合って本当に観てる方も救われました。
素敵な作品に感謝です。