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台湾映画『鯨が消えた入り江』(2024)ネタバレあり感想

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

 

Netflixにて視聴。

この記事ではストーリーの結末を含むネタバレに触れています。気になる方は視聴後に読まれるのをおすすめします。

 

『鯨が消えた入り江』

公開年:2024年

上映時間:約101分

ジャンル:ヒューマン、ファンタジー

個人的満足度:★★★★★5

 

予告編

youtu.be

あらすじ

盗作疑惑をかけられ失意の底にいた香港人の作家ティエンユーは、鯨が消えた入り江を探しに台湾へ向かう。そこでチンピラのアシャンと出会い…

 

キャスト

テレンス・ラウさん:ティエンユー

フェンディ・ファンさん:アシャン

 

ネタバレあり感想

Filmarksの似ている作品欄イルマーレが1番目にあって、ん?と思っていたら、そういうことか…と。

まんまイルマーレでしたね。

イルマーレのネタバレも入りますので、観てない方は要注意!!

イルマーレは男女でしたが、こちらは男の友情…でも限りなく愛情の方に近い形。友情を超えていますね。

ここまでイルマーレと一緒と思わなくて、何かあると思いつつも、文通相手がアシャンなのでは?ということしか途中まではたどり着けず。

どことなくアシャンが儚げなのが気になり、もしかして亡くなってる…?

やっぱり😭

これ、ティエンユー後悔してもしきれないよなと思ったあとの行動がまんまイルマーレ!!

どちらも大切な人だと気づくのは失ったあとで…

普通なら悔やんでもどうにもできないことだし、現実にはありえない設定なのだけど、想いが伝わって(手紙が届いて)相手が生きてる世界線になるのが本当にいい!!

レスリー・チャンが生きてる世界線なのだもの!!

滝とか、海とか美しい景色に心も洗われたし…あの少年のようにはしゃいだ束の間の思い出はアシャンの人生からは消えてしまったけど、それと引き換えにまた巡り会えて、これから思い出たくさん作っていくのだろうなと思うと、とても熱いです。

もうずっと一緒にいてほしいよ。

チンピラにならないで済んで、夢をかなえた人生を歩んでるアシャンを見たら、あの日の思い出は自分だけの記憶だとしても、それでもなお嬉しかったでしょうね。

アシャンが生きて幸せになる…それが望みだったのだから。

鯨が消えた入り江の先の“楽園”とは、運命の人(アシャン)に出会えることを指していたのではないかなぁと思います。

人生にはそばにいるだけで楽園になる“運命の人”がいるってことかな。

それにしてもお二人ともイケメンでかっこよかった!!

台湾映画は数える程度しか観ていないので、リウ・イーハオさんくらいしか詳しく知らないのですが、こんなにかっこいい俳優さんいるんですね!

最初はフェンディ・ファンさんの方が一目で惹き込まれて好み!と思いましたが、だんだんテレンス・ラウさんにも惹かれていくという…終わる頃にはどちらも素敵!!な状態でした。

ナレーションの声もすごくよかった!!

あれだけ美しいと同性でも至近距離でドキッとしたりするのかなぁと思ったり…

劇中の二人は惹かれ合っていましたが。

美しいって尊いなぁと思わされたり。

韓国俳優さんは整いすぎたイケメンが多いから、もしかしたら台湾俳優さんの方が好みなのかも??と思ったり。

いろんな方のレビュー読むと、時系列とかわかりにくいと書いてる方結構いますね。

自分がすんなり理解できたのは、イルマーレを観ていたお陰もあるのかも。

確かにイルマーレの方がシンプルでわかりやすい構成。

順番で観るならイルマーレ→こちらの方が理解度も高まりそうですね。

もっとちゃんと理解したい!!という方にもイルマーレおすすめです。