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洋画『タイタニック』(1997)感想

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2度目視聴でしたが、感想を書いていなかったので改めて。

ネタバレが入ることがありますので、ご注意ください。

 

キャストの感想

ジャック役のレオナルド・ディカプリオさん。

レオ様をはじめて見たのはこの作品がはじめてだったので、何て格好いいんだろう!この世にこんな格好いい人がいるなんて!と感動で心奪われました。

役柄上というかストーリー的に儚い感じもあり、繊細な姿はそれらをさらに美しくさせ、溜め息が出るほどのものでした。

映画『マイ・ルーム』『ロミオ&ジュリエット』『タイタニック』あたりのレオ様のビジュが特に好きで、この世のものとは思えない尊さがあります。

顔面蒼白していく様子とか緊迫した演技面も素晴らしくて。

一番好きな表情は、ボートに乗ったローズを見下ろすシーンですが。

この表情の儚さと言ったら。

こんな表情されたら、ローズも一人でボートになんていられないですよね。

そりゃ、ジャックと居たくなりますよ。

 

ケイト・ウィンスレットさんもローズ役にはまっていて、とてもよかったです。

どっしりかまえた感じが、上流階級の令嬢に相応しくもあり臆さないオーラみたいなのがこの大役に適任だったと思います。

 

ストーリーの感想

2度観ても泣かずにはいられないですね。

結末はわかっていても。

ジャック…泣

よくいい人ほど早く亡くなるなんて言われますが、このタイタニックにおいてもそうで。

いい人ほど亡くなっているんですよね。

キャル(ビリー・ゼーンさん)が生き残ってるのなんかもう象徴的で。

何としても生き残れるように全力でローズを守ったジャックが…。

もう格好よすぎて、私がローズだったら立ち直れない。

約束とか言っても、その前に私はジャックに板を譲るかもしれない。

交互に順番で乗っていたら、2人ともだめになっていただろうか。

ジャックは譲られても乗らないでしょうけど。

板に乗っていたローズが寒い寒いばかり言うのも…ジャックは海に浸かってるのにって胸が苦しい泣

例え昨日今日出会ったばかりでもあんなに愛した人がいたら、私だったら本当に耐えられなくて生きていかれない。

例えジャックの望みでも。

自分だけ助かってもどうしようもない。

だからローズは強いってことなんだろうけど。

2度観ても、ジャックの喪失感にやられちゃうし、いい人ほど早く亡くなるのをまた目のあたりにさせられて、やるせなくなってしまう。

だから船首で両腕を広げて「私飛んでるわ」のシーンが私は一番好きですね。

多幸感がいっぱい詰まっていて。

あのシーンだけ目に焼きつけたいって思うくらい、この映画は観るのに勇気がいりますね。