2度目視聴でしたが、感想を書いていなかったので改めて。
ネタバレが入ることがありますので、ご注意ください。
キャストの感想
ジャック役のレオナルド・ディカプリオさん。
レオ様をはじめて見たのはこの作品がはじめてだったので、何て格好いいんだろう!この世にこんな格好いい人がいるなんて!と感動で心奪われました。
役柄上というかストーリー的に儚い感じもあり、繊細な姿はそれらをさらに美しくさせ、溜め息が出るほどのものでした。
映画『マイ・ルーム』『ロミオ&ジュリエット』『タイタニック』あたりのレオ様のビジュが特に好きで、この世のものとは思えない尊さがあります。
顔面蒼白していく様子とか緊迫した演技面も素晴らしくて。
一番好きな表情は、ボートに乗ったローズを見下ろすシーンですが。
この表情の儚さと言ったら。
こんな表情されたら、ローズも一人でボートになんていられないですよね。
そりゃ、ジャックと居たくなりますよ。
ケイト・ウィンスレットさんもローズ役にはまっていて、とてもよかったです。
どっしりかまえた感じが、上流階級の令嬢に相応しくもあり臆さないオーラみたいなのがこの大役に適任だったと思います。
ストーリーの感想
2度観ても泣かずにはいられないですね。
結末はわかっていても。
ジャック…泣
よくいい人ほど早く亡くなるなんて言われますが、このタイタニックにおいてもそうで。
いい人ほど亡くなっているんですよね。
キャル(ビリー・ゼーンさん)が生き残ってるのなんかもう象徴的で。
何としても生き残れるように全力でローズを守ったジャックが…。
もう格好よすぎて、私がローズだったら立ち直れない。
約束とか言っても、その前に私はジャックに板を譲るかもしれない。
交互に順番で乗っていたら、2人ともだめになっていただろうか。
ジャックは譲られても乗らないでしょうけど。
板に乗っていたローズが寒い寒いばかり言うのも…ジャックは海に浸かってるのにって胸が苦しい泣
例え昨日今日出会ったばかりでもあんなに愛した人がいたら、私だったら本当に耐えられなくて生きていかれない。
例えジャックの望みでも。
自分だけ助かってもどうしようもない。
だからローズは強いってことなんだろうけど。
2度観ても、ジャックの喪失感にやられちゃうし、いい人ほど早く亡くなるのをまた目のあたりにさせられて、やるせなくなってしまう。
だから船首で両腕を広げて「私飛んでるわ」のシーンが私は一番好きですね。
多幸感がいっぱい詰まっていて。
あのシーンだけ目に焼きつけたいって思うくらい、この映画は観るのに勇気がいりますね。