この記事は、ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』のネタバレ含む感想記事です。
凄くいいドラマがはじまった…!と思ったら、連ドラではなくて前編、後編のSPドラマでした…。
残念!
SPドラマで終わってしまうのは、もったいない!と思うくらいいいドラマでした。
幼き頃の門奈輝子役の子役さんの演技にとても引き込まれました。
あなたは私たちの味方?
それとも敵?
どっち?
このシーンが劇中、何度も流れるのですが何度観ても素晴らしい演技だと感動してしまいます。
なんとなく韓国映画『トガニ』に出ていた子に似ているなと思っていたら、後編はじまってびっくり…!
内容も『トガニ』を思わせるものでした。
この子役さん、なんていう子だろう。
日本のつまらないドラマとかで無駄に消費されてほしくないなぁ…大切に育ててほしいなぁと調べてみたら…。
既にたっくさんのドラマに出演されてる子役さんでした。
お名前は、吉田帆乃華さん。
女優さんの幼少時代の役を演じることが多いみたいですが、それ以外の役柄もたくさん演じられてます。
直近では『大病院占拠』の櫻井翔さんの娘さん役。
あのえみりちゃんだったのか。
やっぱりこの子、大切に育ててほしいと強く思います。
それくらい素晴らしい演技のできる子役さん。
『大病院占拠』は続編あるので、えみりちゃんもまた出るかもしれませんね。
なんていうか、今回のような重厚感のあるドラマに出てほしいなぁと思ってしまいます。
吉田帆乃華さんの演技も素晴らしかったし、大人時代を演じた橋本愛さんも負けずに素晴らしい演技をされていました。
特に結婚式での実の家族に向けてのスピーチのシーンは、素晴らしすぎて痺れました。
結婚相手の人は何も知らされず不憫だったけど…😂
この事件、本当になんていうか当事者である理事長が一番悪いのはもちろんなんだけど。
輝子が勇気出して言った人が通報してくれなかったのが、何とも悔やまれます。
そこで理事長が逮捕されていたら、こんな事件も起きなかったわけだし。
『トガニ』でも権力者に握りつぶされて…という理不尽な内容でしたが。
日本はそこまでじゃないと思いたいです。
でも『聖者の行進』のようなドラマもあったしなぁ。
理事長は生きてるうちに裁かれてほしかったです。
難聴者を描いたドラマは増えてきていますが、このドラマはコーダとしての責任の重さとか、コーダに焦点を当てたとても貴重なドラマだと感じましたね。
以前から気になっていてずっと観れていなかった、映画『コーダ あいのうた』も観てみたくなりました。