DMM TVにて視聴。
ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。
『ここに来て抱きしめて』
放送年:2018年
話数:16話(1話約60分)
ジャンル:恋愛
個人的満足度:★★★★★5
予告編
キャスト
チャン・ギヨンさん:チェ・ドジン
チン・ギジュさん:ハン・ジェイ
ホ・ジュノさん:ユン・ヒジェ
ユン・ジョンフンさん:キル・ムウォン
キム・ギョンナムさん:ユン・ヒョンム
ナム・ダルムさん:ユン・ナム
リュ・ハンビさん:キル・ナグォン
感想
SNSにて、“暗いめなロマンスだけどはまる人にははまるはず”とこのドラマを紹介されているのを見て、大好きな分野じゃん…!!と視聴。
なるほど、『愛だと言って』あたりに似てると思う。
『愛だと言って』も自分はそう感じなかったけど、視聴後いろんな方の感想を拝見して、“暗い作品”と言われているとわかったくらい、自分では暗さがわからなかったのだけど笑
この手の作品は大好き。
暗いというか切ないのが好きなのよね。
特にこの作品、序盤〜中盤あたりはめちゃめちゃ切ない。
自分は泣けるっていう感じではなかったけど、とにかく切なくてどうしようこの気持ちという感じ。
ナム・ダルムさんの演技がとってもよくて。
そのせいか少年時代、すごく惹き込まれました。
『あなたが眠っている間に』でも、主役以上に演技がうますぎて、驚いたよね。
『あなたが眠っている間に』よりも、こちらの方が少年時代が長いから(回想シーンもめちゃめちゃ多い!)、ナム・ダルムさんの演技をより堪能できました。
演技のうまさもあるけど、ビジュアルもめちゃめちゃ美しい、きれい、尊いといった感じでずっと見惚れてました笑
ナムがまたすごくよくできた子で、役柄もプラスして本当に美しいものを見せてもらった感じ。
サイコパスな父親に洗脳され、父親のようになってしまうのか、不安や葛藤している姿もよかったです。
チャン・ギヨンさんもすごくよくて、とても惹き込まれました。
泣くのを我慢して我慢して、涙が溢れてしまうというシーンがいくつかあったけど、本当に美しかった。
泣く演技がめちゃめちゃうまいです。
一点を見つめる眼差しが素敵すぎる。
ハン・ジェイとくっつくまでは、ずっと切ない感じでたまらなかった〜。
それにチャン・ギヨンさんて身長187cm!もあって、スタイルめちゃめちゃよいですし、制服姿がかっこよすぎて、たまらんのでした。
警察大学生時代が尊すぎる…!!
ナグォンていう名前の響きがとても好きで、ドジンが“ナグォン”て呼ぶたび、キュンキュンしちゃった。
あんなに想われて、ナグォンになりたいって本気で思った…笑
キム・ギョンナムさんも演技がすごくてさ、めちゃめちゃ注目してしまったわ。
どうしようもない兄で中盤あたりまでずっと憎たらしい感じなんだけど、父親からあんな風に曲がって育てられたら、彼も被害者なんだと思ったわ。
もちろん犯した罪はよくないし、罪はしっかり償うべきだけど。
父親以外の家族の愛情がちゃんと伝わって、ヒョンムは更生できると確信したよね。
妹のことや継母のこと、弟のこと、ちゃんと守って本当はめちゃめちゃいい兄だった。
韓ドラ観るときの参考に、いろんなおすすめランキングとか、SNSのマイベストのタグとか参考にするのだけど、このドラマってあげている人を少なくとも私は見かけていないのだよね。
何でだろう?こんな惹き込まれるのに…って観ていたのだけど、終盤あたりはその理由がわかってしまったというか。
中盤までは私の中でもマイベストランキングに入るくらいだったのだけど、さすがの私でもユン・ヒジェが脱走してからは、おいおい…!!となってしまったわ笑
凶悪犯だよ、ありえんて…!!
刑務官や警察の失態、彼らたちがポンコツすぎて。
そこから一気に、現実味なくなったよね。
いや、フィクションだから何が起こっても自由だけど、さすがに無理がありすぎる。
ラストのユン・ヒジェとドジンの対峙も、刑事なんだからさっさと手錠かければ終わりじゃない!?って、何だかさめた目で観てしまったわ。
中盤までは本当によかっただけに残念というかもったいない。
それでもナム・ダルムさんはじめ役者さんの演技のよさと、中盤まではとても惹き込まれたので個人的には評価高めです。
このドラマがもう7年ほども前の作品なので、ランキングにあげている人が少ないというのもあるのかも。
いろんな方の感想など読んでみたら、放送当時は話題になった作品だそうです。
韓ドラはすごい作品バンバン世に出てくるイメージだから、上書きされていっちゃうというのもありそうですね。