U-NEXTにて視聴。
ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。
『あなたが眠っている間に』
放送年:2017年
話数:24話(1話約40分)
ジャンル:ファンタジー、恋愛
個人的満足度:★★★★★5
キャスト
イ・ジョンソクさん:チャン・ジェチャン
ペ・スジさん:ナム・ホンジュ
イ・サンヨプさん:イ・ユボム
チョン・ヘインさん:ハン・ウタク
コ・ソンヒさん:シン・ヒミン
感想
観る前はこんなに壮大なストーリーとは思わず。
このドラマ凄い!!と何度も感心しながら観ていました。
最初にたまげたのが、暗号のような血塗りの真犯人がロボット掃除機だったこと。
よくこんなの思いついたなと。
そこに辿り着いたのも凄いですし、辿り着かなかったらと思うと鳥肌が立つくらい恐ろしい。
予知夢を見てただ防いだり解決したりしていくのではなく、メッセージを残したり巧みに夢をうまく利用して生きていくのが大したものだなと思って観ていました。
登場人物たちが皆、検事や警官、記者など頭の切れる人たちだからかこんな風にも危機的状況を回避させられるのですね。
自分だったら、恐怖で足がすくんで何もできないと思う。
そういう意味でもとても勇敢な人たちで敬意を払いたいと強く思えましたし、頼もしく観ていました。
一番の悪は、ユボム弁護士でしたね。
個人的にイ・サンヨプさん好きなので、ひいきめで観ていましたがさすがに終盤は感情移入できませんでしたね。
出世欲のため、自分を守るためだったら元恋人や同僚だって手にかけるという。
運が悪かったとか悪いやつが使う台詞ですよね。
証拠を捏造したのは自分なのに。
こんなやつのために、たくさんの人が犠牲になって、チェ係長(キム・ウォネさん)までやられてしまったのがとても悔しい。
でもチェ係長はジェチャンやホンジュに生かされた命だからと、現実を受け入れてましたよね。
避けようと思えばよけれたと思いますし。
まさかチェ係長が助けたおじさんとは思っていなくて、その辺が判明したあたりは改めてこのドラマの壮大さに感心させられました。
最終話はボロ泣き泣
キム・ウォネさんの演技、大好きで特に思い入れあったから余計に泣
本当にいい人であたたかい人だったよ。
子役2人ナム・ダルムさん(ジェチャンの子ども時代)、シン・イジュンさん(ホンジュの子ども時代)も主演クラス級に演技がうますぎて、回想シーンは泣きっぱなし。
23話ではウタクに泣かされましたし。
チョン・ヘインさんの演技もとても好きです。
警官を辞めると先輩に思いを告白したシーンのウタクの涙に全て持ってかれました。
それを見ていたホンジュが涙するシーンがありましたが、あのシーンは演技しなくても見ているだけで涙出ますよね。
それくらいウタクの今までの葛藤なんかが溢れ出るくらい伝わってきて。
もちろん警官を続けたいのもあったでしょうに。
それを受け止めた先輩にも涙なんですよ。
あの先輩もめちゃめちゃいい人で。
恋愛としてみたら個人的にウタク派なのですが、ジェチャンとホンジュの過去からの結びつきが壮大すぎて、さすがにウタクでも入る隙はなかったですね。
ホンジュとの影を撮ったウタクが切ないなぁ。
あれだけの経験をしたら、ジェチャンとホンジュは切っても切れない関係だろうし。
どうかウタクにも新しい出会い訪れてほしいですね。
このドラマを観て検事や記者ってこんなに恨みを買うこともあって、危険な職業なんだなぁと。
よくニュースを観ていて、何でこんな軽い判決なの?!と当事者ではなくても憤りを覚えることありますからね。
このドラマのよかったことは、OST.特にエディ・キムさんの『When Night falls』がとてもよくて、この曲流れるとめちゃめちゃ盛り上がるし、最終話では泣けるしこのドラマにめちゃめちゃ合っていました。
OSTがドラマをより美しいものに仕上げてくれましたね。
映像も美しかったし、本当よいドラマだった〜。