Netflixにて視聴。
この記事ではストーリーの結末を含むネタバレに触れています。気になる方は視聴後に読まれるのをおすすめします。
『D.P.-脱走兵追跡官-シーズン2』
放送年:2023年
話数:6話(1話約51分)
ジャンル:ヒューマン、社会派
個人的満足度:★★★★★5
予告編
一言あらすじ
大きなかなしみから抜けきれない中、軍内では新たな世間を震撼させる大きな事件が起きて…
キャスト
チョン・ヘインさん:アン・ジュノ D.P.
ク・ギョファンさん:ハン・ホヨル D.P.
キム・ソンギュンさん:パク・ボムグ ジュノの上官、中士
ソン・ソックさん:イム・ジソプ 大尉
チョ・ヒョンチョルさん:チョ・ソクポン 脱走兵
チ・ジニさん:ク・ジャウン 軍特別捜査団長
キム・ジヒョンさん:ソ・ウン 軍特別捜査団副団長、ジソプの元妻
ウォン・ジアンさん:ムン・ヨンオク(スア)
ペ・ナラさん:チャン・ソンミン(ニーナ) 脱走兵、ミュージカル俳優
ユ・スビンさん:パク・セウン 二等兵
ムン・サンフンさん:キム・ルリ 武装脱走兵
チェ・ヒョヌクさん:シン・アフィ GP所属一等兵
感想
シーズン1以上に重厚感ある仕上がりで、国を相手に責任を追求するなど希望の見えるストーリーでとてもよかったです。
ただジュノが非常に痛い目にあう連続なので、チョン・ヘインさんファンの方は観るのが少しつらいかも。
序盤は、ジュノ×ホヨルのバディでスタートかと思ったら、パク・セウン??まさかのあなた誰??状態。
この人、すごい拒絶反応がひどい笑
めっちゃ不安にさせてきますけど。
あのバディじゃなくちゃだめなのに。
それだけホヨルの存在がでかかったってことだよね。
「ジュノの隣には俺がいないと」
ホヨル、待ってたよ😭
視聴者の気持ち汲んでくれてありがとう。
もうそれだけで十分です。
ホヨルの失語症。
シーズン1ラストで、ジュノの方が影響受けてそうと思ったけど、あそこで吠えたからまだよかったのだろか。
ホヨルだってそりゃPTSDなるよね。
やっぱり兵役できてる人が、D.P.やるって荷が重すぎる…。
3話のソンフン(ニーナ)なんですが。これ非常に切ないストーリーでした。ニーナの話だけでも1つの映画作れるんじゃないかと思ったほど。
才能ある若者が無惨にも追いつめられて、未来ある命が消えていくのはかなしすぎる。
個性を受け入れない社会もまた悪だ。
こんなかなしみばかり対面していたら、そりゃPTSDにもなってしまうよ。
ジュノの強い責任感、正義感。
汗をかいていても爽やかなのだけど、目の奥の信念みたいなものが垣間見えると、ジュノがとった行動も当然のようにも思う。
ラストのソクポンとの対面。自分が生きていることを知った相手に、あんな表情してもらえたらソクポンうんと嬉しかっただろうな。
まるで“ジュノ…よくやった”と言いたげなソクポンのジュノをたたえる表情もよかった。
まじジーンとくる😭
結局、ボムグとかいい人が捕まって、本当に理不尽。
ボムグすごい好きなキャラクターでした。
いつもD.P.の味方でいてくれて、駆けつけてくれる頼れる上官。
男気あるよ。まじしびれる。
ファンみたいなのが外でぬくぬく暮らしてるの、まじ許しがたい。
あのバスの外からジュノを見ているシーンね。
あれ映すことで、組織も悪いけど、お前がやったことが元凶になってんだぞ…みたいな制作陣の意図を感じました。
一番罰せられるべきものが、罰せられない理不尽さを強調した気がします。
これで除隊まであと364日もあるなんて…果てしなく長いな。
ジュノがシーズン1よりひたすら強くなっていましたね。
ジュノみたいな人が出てこないと、こういった組織は何も変わらないのでしょう。
“しかたない”で片付けず、行動で問題提起をしめしたジュノ。
まじ賞賛に値する。
パク・ソンウがまた出てくるとは思わんで、まじ本当に腹立つ。
あなたがどうなったかなんて、まじ自分のせいでしかないでしょうが。
まじコネクトのサイコパス男並みに終始むかつくやつだった。
ホヨルもあんなのと組んでて、苦労しただろうね。
ジュノの父親のことがまだわかりきっていないし、シーズン3ありそうな気もするけど、ホヨルが除隊しているので、あのバディは永遠に見られることはないと思うとさみしいです。
シーズン1の感想はこちら