Netflixにて視聴。
この記事にはネタバレが含まれているため、視聴前の方はご注意ください。
『その電話が鳴るとき』
放送年:2024年
話数:12話(1話約67分)
ジャンル:ヒューマン、サスペンス、恋愛
個人的満足度:★★★★★5
予告編
キャスト
ユ・ヨンソクさん:ペク・サオン(報道官)
チェ・スビンさん:ホン・ヒジュ(手話通訳士)
ホ・ナムジュンさん:チ・サンウ(精神科医)
チャン・ギュリさん:ナ・ユリ(HBCアナウンサー)
パク・ジェユンさん:拉致犯
ハン・ジェイさん:ホン・イナ(サオンの元婚約者、ヒジュの義姉、ホン・インギョンの娘)
感想
先日、『運の悪い日』を観たばかりで、サイコパス男を演じたユ・ヨンソクさんの怪演が忘れられず…
あれは本当に怖かった🥹
思い返してもキィーーーってなるくらい腹立つし笑
こびりついたあのイメージが抜けきれていないまま、ユ・ヨンソクさんの他のドラマ観れるんだろうか?なんて不安にかられながらも、こちらのドラマもサスペンス系で面白そうだったので視聴。
全く心配無用だった笑
最初こそ、うわぁ…なんて思ったものの笑
全然役柄、演技、醸し出す雰囲気違うから、サイコパス度は1ミリもなかった。
ユ・ヨンソクさんて本当すごい俳優さんなんだなぁと感心するばかり。
ストーリー自体1話目から面白く、特に6話〜個人的に好きな方向に進んでいってくれてかなり盛り上がった。
あの親睦会の縄跳びのシーンからですね笑
縄跳びになかなか入れないペク・サオン可愛すぎないか🤣
そしてあの満面の笑顔😂
本当、可愛かった!!
酔いつぶれたときに「好きだ」って言っていたのも、熱い〜。
何この展開…めちゃめちゃキュンキュンしまくった。
自分、こういうのすごく弱いかもしれない笑
普通、人って好かれるために最初は、すごく優しくしたり頑張ったりすると思うけど、ペク・サオンは真逆ですから。
最初、血が通ってるんだろか?と疑うほど冷たい人が、あんなに優しくなるのは反則だわ〜。
ヒジュが愛情とかそういうの求めてるって知ってから、本当に180℃変わったよね。
髪洗ってくれたり、乾かしてくれたり、もうその手がすごく優しいの。
でもデレデレしすぎず、距離感保ったままなのが、更によかった。
これは惚れずにはいられん。
ヒジュが406だと気づいてからも気づかないふりしてるのも、なんて優しいの。
ヒジュも406が自分だとバレてると気づいてもよさそうなものだけど、ペク・サオンほど勘はよくないみたい笑
そこがまた天然で可愛いけど。
そう、ヒジュもめちゃめちゃ可愛いくてさ、仕草とか何から何まで全部可愛かった。
406になりすましてるときに、俺って言ったり、少し悪い口調になるの可愛すぎ。
声も可愛いし。
めちゃめちゃ美人さんなだけじゃなく、性格がめちゃめちゃいいの。
ヒジュ母がまた最低な人で、そのために不憫な人生送ってきただけあって、更に応援したくなる。
ヒジュが実は緘黙症じゃなかった時点でも驚いたし、それを生かして406になりすますとか、設定自体が面白くて、どうやってこんなすごい話考えたの?って尊敬する。
まじ頭の中どうなってるんだろ?
ヒジュもどんどんペク・サオンに惹かれていくのがまた熱かった。
夫婦なのに3年後から愛がはじまるって、なんてロマンチック。
細かなところまで気づく目配りなんかもそうだし、ペク・サオンいつも助けにきてくれるし、頼れる感じが本当惚れる。
ペク・サオンめちゃめちゃ好きだわ。
精神的に成熟した表情がたまらん。
8話のエレベーターでの手話のやりとりも可愛すぎた。
それだけに最後に姿を消したのは、そこまでしなくても…と思ったのだけど。
自分に罰を与えるためだとか、ヒジュはそれを望んでいないし、一緒にいてくれるのが一番なのに。
わかってないよね。
それで命失ったらどうするの?
戻ってきてからも、交渉人やるって本当ヒジュを心配させすぎよね。
まあなんだかんだ丸くおさまったからいいけど。
ラブロマンスだけじゃなく、終盤にかけてサスペンスが色濃くなっていくのもよかったし、また見どころだった。
パク・ドジェが先生(指示役)というのも、直前までわからなかったし、シム・ギジュン教授が罪を犯してたなんてもっとわからなかったし、予想つかないことばかりで楽しめた。
サンウがなんかずっと怪しいんだよね…なんて、思っていたら見事に何もなかったし笑
予想できなさすぎ笑
サンウとユリのサブカップルも爽やかで素敵だったな〜。
もともとのペク・サオン(拉致犯)には、同情の余地もなく。
祖父がやったことはもちろん悪いのは前提として、あなたがまともに育っていたら、ああならなかったし、何よりペク・サオンを憎んでどうする?!
まあもともとのペク・サオン(拉致犯)からしたら、目撃したのに助けてくれなかったのと、エリートになって悠々自適に見えたのが癪に障ったのだろうけど。
妬みとか凄まじそうだし。
でもあなたがペク・サオンのままだったとしても、エリート路線なんか到底無理なのは間違いないのだけど。
まともな保護者だったら、子どもだとしても通報してるよね。
ペク・サオンだって、強制的に人の人生生きることになった犠牲者だと思うのだよね。
憎むなら祖父だよね。
まじペク・サオンはペク家の騒動に巻き込まれただけだし、魚釣りの少年だった方が絶対幸せだったでしょう。
あの育ての親父さんもすごくよさそうだったし。
それだとヒジュに出会えなくても、出会えてなかったらその幸せだって想像する由もないのだから問題ないし。
『運の悪い日』では、ユ・ヨンソクさんがサイコパス男だったのもあって、今作ではもともとのペク・サオン(拉致犯)とやりあってるときに、そういえばあなたもそっち側だったよね?と不思議な気持ちで観てしまった笑
ヒジュ母も、仕組まれた事故だったのに、そうとも知らず、ヒジュに口を利くなと強制したり無駄なことをしたよね。
終盤のヒジュ母を見ると、意外とちゃんと愛情はあったっぽいのよね。ただ愛し方がわからないとかだったのかな。
それにしても口を利くなって本当にひどすぎる〜。喋りたいのに喋れるのに話せないってどんな地獄よ。
とんだ抑圧生活だったと思う。
まじヒジュが幸せになって本当によかった。
OSTも全部と言っていいくらい素敵な曲ばかりだった。切なくてストーリーに合うものばかり。盛り上がった〜。
Lim Yeonさんの『Numb』が特に切なくてよかった。透き通った声が本当にキレイ。
『その電話が鳴るとき』のメイキングめぐりしていたら、ユ・ヨンソクさんがめちゃめちゃかっこよくて、惚れに惚れた〜。
出会いが『運の悪い日』のサイコパス男だっただけに、誰がそんなの想像できただろうか。
めちゃ魅力的なんよ…まじペク・サオンよりかっこいいから。
ユ・ヨンソクさんの顔が好みじゃない(でも役がかっこいい)という意見を結構目にするけど、私もはじめがサイコパス男だったのもあって、タイプじゃないな〜と思っていたの。
でも『その電話が鳴るとき』のペク・サオンがかっこよくて、メイキング観たら更に惚れて。
自分は基本、演技で惚れるタイプなんだけど。
いくら顔が整っていても演技が下手だと嫌いになっちゃう笑
ユ・ヨンソクさんは演技最高、中の人も最高とパーフェクトな人だった。
これ自分的にすごいことで。
演技に惚れても、中の人まで惹かれるって今までめったになかったから。
それに指がめちゃめちゃキレイで美しいの〜。
指先まで惚れるの。
筋がたまらん笑
何が言いたいかと言うと、ユ・ヨンソクさん最高です!!