Disney+にて視聴。
ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。
『ワンダフルワールド』
放送年:2024年
話数:14話(1話約64分)
ジャンル:サスペンス、ミステリー、スリル
個人的満足度:★★★★★5
予告編
キャスト
キム・ナムジュさん:ウン・スヒョン
チャ・ウヌさん:クォン・ソンニュル
キム・ガンウさん:カン・スホ
イム・セミさん:ハン・ユリ
感想
1話目から救いようのないストーリーで、かなり重苦しいドラマ。
なんとなく勝手にスヒョンの息子って高校生くらい?と思っていたら、なんとまだ5歳という可愛い盛り。
こりゃつらいわ。
いや、何歳だってつらいのはそうなのだけど、まだ子ども生まれて5年しか一緒にいれてないっていうのが尚更、かなしみが深いと思う。
そして、終始この息子ゴヌがかわいそうすぎるんだよね、ひたすらに。
ひたすらしんどいストーリーだけど、OSTがとてもよくて美しく盛り上がったし、ドラマとしても続きが気になる展開で重いわりには、視聴も進みました。
真犯人のくだりは意外性はないというか、もしかしてそうなんじゃないかなぁというのはありましたが、生きていたのに…というのがなかなかショッキングで。
これは本当につらすぎる〜泣
すぐ病院行けていたら助かっていたのに泣
そもそもが門の扉を閉めていなかったのがいけないのだけど…
ゴヌ一人にさせるなら、せめて扉確認すればよかったよね。
スヒョンは何度悔やんだことだろう。
本当にこれさえなかったら、この一連の悲劇はなかったと思うといたたまれない。
家族もバラバラになったら、ゴヌも浮かばれないよな。
スヒョンには、スホとユリのこと許してあげてほしいと思ったのだよね。
だってあんなの事故みたいなものだったじゃない。
スヒョンはわからないけど…。
スホが頭脳戦でキム・ジュンに打ち勝って、あんな風にまでしてくれる夫はなかなかいないよ。
ユリを許せたのは血が繋がっていないということも後押ししたのかも。
他人なら許せるけど、きっと本当の妹なら許しがたいことかもしれないね。
個人的にユリのビジュアル好きで可愛い〜って見てたので、ユリには激甘目線になってしまった笑
普通はユリのこと許せないのかもしれない。
つらい過去もあるし、個人的には幸せになってほしいよ。
なかなか出てこなかったけど、放火事件の本当の遺族の子(ミンヒョク)も更生できたのは本当によかった。
ソンニュルよりミンヒョクの方がずっとかわいそうでかわいそうで。
ソンニュルは成人していたし、復讐の仕方からみても極悪人ていう感じがしてしまい、怖かった。
本当に恨むべき人が別にいたというので救われたけど。
これ、真実突き止めていなかったら、みんなずっと勘違いしたまま、恨みあってのエンドレスで恐ろしいよね。
有耶無耶にならなくて、本当によかった。
ゴヌ、どうか天国で安らかに。
復讐系のドラマは結構ある中で、復讐しても幸せになれないよというメッセージが込められているものが多いけど、このドラマもそれ系ですね。
復讐相手にも家族がいて、苦しむ人がいること。
自分には憎い人であっても、みんな誰かの大切な人だということ。
そんなメッセージも込められていると思いました。
個人的に好きだったOST.
エンディングにもよく流れていて、かなり好きな曲でした。
こちらは、かなしい雰囲気なのだけど、美しくてドラマに合っていた。こちらの方が好みかも。