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韓国映画『ソウルメイト』(2023)感想

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

 

U-NEXTにてレンタル視聴。

 

ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。

 

『ソウルメイト』

公開年:2023年

上映時間:約124分

ジャンル:友情

個人的満足度:★★★★★5

 

予告編

youtu.be

キャスト

キム・ダミさん:ミソ

チョン・ソニさん:ハウン

ピョン・ウソクさん:ジヌ

 

感想

2016年に上映された中国・香港合作映画『ソウルメイト/七月と安生』のリメイク作

 

本家を先に観ていて、チョウ・ドンユイさんがとても可愛くチョウ・ドンユイさんありきの作品といった印象が強かったので、リメイク版はどうかな?なんて思っていたのですが、ピョン・ウソクさんが出ているとのことで視聴しました。

 

本家のチョウ・ドンユイさんも可愛かったけど、リメイク版のキム・ダミさんも可愛かった〜!!

 

何ていう可愛さ。

観てよかった…!!

 

しかも泣けた〜!!

 

本家より泣けました。

たぶん、リメイク版は本家より15分ほど長いので、その分心理描写が丁寧だったように思います。

 

ストーリーは大体同じで、終盤ちょこっと変えているところもありましたが、ジヌ役をウソクさんが演じていたことも大きかったかな〜。

 

本家は正直、男性の方があまり魅力的に思えなかったので、この男さえいなければ…みたいな短絡的な感想になってしまった…笑

 

www.npd-ruru-rarara.com

 

でもジヌはウソクさんなだけあって、ひいきめで見てるせいかめちゃめちゃかっこよくてたまらんです。

 

ウソクさんの大きな手が好きなので、ハウンの頬に添えたウソクさんの手にこの映画でもやられた〜笑

 

友情にヒビが入る要因になるだけの説得力がある。

 

でもね、ハウンの絵のこと、「技術は持ってるけど、才能はない」(だったかな?)と言ったのは、いただけない。

 

ハウン、プライド高いんだからとかそういう問題でもなくて。

 

あの絵を見て、才能はないなんてよく言えたもので。

 

あんな心に響く絵そうそうないですけどね。

 

まさに描いた人(ハウン)の愛が詰まっているというのに。

 

ソウルで教職やってほしいのも、給料がいいからで、絵は(お金にならないから)趣味でやってほしいって?

 

そりゃあ一気に夢見れなくなるよね。

 

ミソとハウンの関係は、リメイク版の方がまだ穏やかに見えた気が。

 

本家はもっとケンカが激しくて、よく仲直りできたよね?と思うくらいだったので。

 

本家の方が溝の深さを感じた。

 

ミソとハウンは育った環境も違えば性格も真逆なくらいだし。

 

自由奔放で今にもどこかへ行ってしまいそうなのは、ミソの方だったのだけどね。

 

ミソの住んでいた部屋に住んで、旅をして自由に生きられた時間があったのはハウンにとって幸せなことだったと思うし、ミソのこと本当に好きだったのがひしひし伝わってくる。

 

それこそ切っても切れないソウルメイトだったと思うし、絆の強さをものすごく感じました。

 

生涯、出会いたいと思ってもなかなか出会えない稀な関係ではないでしょうかね。

 

思うにハウンの方がミソに対する愛が少し重いような気がしました。

ミソは子ども時代に親と離れているだけあって、人に期待しないところがある。

見捨てられ不安じゃないけど、いつかなくなるものなら期待せず自分の力で生きていく生き方。

そんなミソに対して、やや依存的なハウンだったからこそ何年も会ってなくても、通い合うものがあったのではないでしょうか。

 

済州島の景色も美しくてあんな素敵な場所で子ども時代を過ごせたら、めちゃめちゃ楽しいでしょうね。

 

OSTも美しくて映画にぴったり合っていました。