ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。
このドラマは人を傷つける言葉が飛び交うので、観ると気持ちがぐったりしてしまい。
録画もたまりにたまってようやく観終わりました。
観なけりゃいいじゃんて話なのですが、海ちゃん(泉谷星奈さん)がずっと可愛いので海ちゃん見たさに。
わりと序盤の朱音(大竹しのぶさん)が弥生ちゃん(有村架純さん)に向けた言葉が本当に心なかったなぁ。
「子ども産んだことないでしょ」
って本当にきつい言葉だと思う。
何で朱音って不妊治療した経験のある設定なのに、そんな酷いこと言えるん?と。
経験したからこそ自分は選ばれしとさえ思っちゃっているとかかな。
弥生ちゃんの過去を知ってるだけに本当に可哀想だし、そこでフォローも何も入れない夏(目黒蓮さん)にげんなりして個人的に無理ってなりましたね。
朱音も夏も無理。
弥生ちゃん、逃げてって思いました。
夏には終盤、特にイライラしっぱなし。
これまでこんなイライラさせられたキャラクターっていたかな?って思うほど。
視聴者をイライラさせる天才。
わりと海ちゃんが高尚な悩みを打ち明けているのに、全然会話にならないんだもの。
ズレた答えばかり。
対等に話せていなさすぎて、海ちゃんが疑問を投げかけても海ちゃんの気持ちがもったいないとさえ思ってしまう。
それでも海ちゃんは夏を受け入れたようだけど、視聴者としてはだいぶ心配。
小1を学童に入れず一人お留守番させるって正気?
朱音のところにいた方がやっぱりよかったと思う。
朱音、きついのはきついのだけど、夏に対してはもっときついくらいでもいいくらい。
思春期むかえたときもかなり心配だし。
弥生ちゃんいてくれたらって何度思ったことか。
逃げた方がいいって思っていたのに笑
まだ津野くん(池松壮亮さん)の方が、海ちゃんの気持ちわかってるだけによかったと思う。
結局、水季(古川琴音さん)は夏が海ちゃんの実父だからってだけだよね。
津野さんとくっつかなかったのは。
海ちゃんの実父じゃないから。
血のつながりってそんなに大事なのかなって思ってしまった。
夏も器ないのだから、血のつながりがあるからって受け入れることなかったのにね。
そしたらはじまらなかったんだもの。
あの日、「産もう」って言えなかったのが全てなんだと思う。
亡くなったわりにめちゃめちゃ出てきた水季。
個人的に古川琴音さんの演技が好きなので、彼女の演技にはウルッときたシーンもたくさんありました。
病気が絡むと特にだめだわ。
水季と海ちゃんのシーン、泣けます。
水季がずっと元気で海ちゃんの傍にいられればそれが一番よかったんだけどね。
病気になってしまったのが誤算だったのだと思う。
個人的にはあのまま朱音のところに残る選択をしたENDの方が安心して終われましたね。
夏とはたまに会う関係で。
好きな図書館にも津野くんにもいつでも会える環境のままで。