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自己愛性パーソナリティ障害の吐く嘘は聞き流さないと信用問題に関わる

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自己愛性パーソナリティ障害は息を吐くように嘘を吐く事で知られています。

ターゲットにされた側も始めは相手が嘘を吐いているとは見抜けないので信じてしまう事になりますが聞き流さないと大変な事になります。

驚くのは自己愛性パーソナリティ障害は嘘を一つ二つ吐くのではなくて、ほとんどが嘘を話していたという事もあとあと分かってきます。

この記事では、自己愛性パーソナリティ障害の吐く嘘を信じてしまう事の危険性をまとめてみたいと思います。

 

本当の事なんて実際言っていないのではないか?


ターゲットにされていた過去を振り返ってみると、彼が話していた全ての事が嘘だったのではないか?と思える程嘘で固められていた事に改めて気付かされます。

当時、すべきだった事は彼の話している事の裏取りをするという事。

彼は自分を可哀想に見せるために辛い過去を披露してきました。それは私が離れそうになる毎に一つ二つと増えていきました。

信じ込んだ私も悪いのですが。

それらが事実だったのかを彼の親しい人に確認するべきでした。

彼はその嘘か本当か分からないものを切り札にして私が離れていかないようにがんじがらめにしていたので。

嘘だと見抜けていたら、こちらもまた強く出れていたかもしれないと今になって思います。

今、真実を知ったところで後の祭りなのは確かなので事実だったかどうかはもうどうでもいい事なのですが。

 

嘘を信じて植え込まれてしまうと


彼は嘘を切り札に使う他にも日常的にも嘘を吐き続けました。

それらを信じ込んだ私はその嘘が事実だとしてその内容(情報的なもの)を周囲に話してしまった事も何度かありました。

でもあとから調べても彼が話していた事が事実だという情報はどこからも出てこなく、嘘だった事が分かります。よって私は周囲に誤った情報を流してしまった事になりました。

それは今思うと軽率な行動でありましたし、こうなると信用問題に関わってくるので非常に危険性をはらんでいる事が分かります。

その誤った情報がそこまで影響力のない些細なものである事を前提として一つ二つならばまだ間に合う場合もあるかと思いますが、そういう事が立て続けに起これば周囲の人からも不信がられ「あの人また嘘ばかり言って」と自分までもが嘘吐きの人間と認識されてしまうのであとあとの人間関係にも影響してきます。

ネットなどの情報もそうであるように、事実かどうかを確認してから人に話すべきでした。

 

間違いを訂正しようとしても頑なに認めない


それから第三者を前にしても嘘を吐く事が多かった彼に対して、間違いを訂正しようとした事がありました。

過去の出来事さえも事実をねじ曲げて全く別の事を言っているので見るに耐えなかったというより、呆気にとられ
「え?それは○○じゃなくて△△だったよね?」
と。

それでも彼は自分の言う事が絶対と思い込んでいるらしくて頑なに間違いを認めませんでした。
第三者を前にしているのでさすがにキレはしませんでしたが、
「いえ、○○です」
と言い張る姿には呆然としました。

本当にそう思い込んでいるのか、はたまた彼にとってその方が都合が良かったのでしょう。

このような通常考えられないような行動を当然のようにするのでこちらはいつもヒヤヒヤしてばかりです。

他にも持っていないものなのに持っていると言ったり、見栄っ張りもいいところで。

持っていないと知っている人もその場にいたから本当に恥ずかしくていたたまれなく。

気付いているのに指摘しないでいてくれている人がいるのにそういう事も考えられない、その場さえ丸め込めればいいみたいなそんな綱渡りのような事を堂々とする姿勢にはもうついていけないと実感しました。

このような事が続くと周囲にも迷惑をかけてしまいます。この時点でもう生涯付き合うのはごめんだと感じていました。周囲に迷惑をかけたくなくて第三者の前では極力話すのはやめたいと思いました。

 

知ったかぶりばかり


嘘を吐くのが常態化していたのに気付いた頃には、知ったかぶりが多い事にも気付き始めそこからはもう会話をしても無駄だと感じていました。

何かの事柄について疑問系で聞くと、知らない事でも必ず得意気に「そうだよ、○○だよ」と返されるので聞くだけ無駄なのです。

あとから調べるとそんな事実はやっぱりなくて何でもかんでも知ったかぶり、その情報さえも誤りばかり。口から出任せばかりでした。

何でも知っている自分を印象づけたいのか何なのか。それが誤りであるかどうかはどうでもいいようでした。とにかく尋ねられた事は何でも知っていると伝えたいようでした。

そのような事がもうパターン化していたので会話をする気も起きません。
この頃にはもう心の中で彼は実態のないものという認識になりつつありました。

 

嘘ばかり吐かれても何も残らない


世の中には離婚した方も沢山います。中には結婚当初は楽しかった思い出がある人もいると思います。

でも自己愛性パーソナリティ障害のターゲットになって嘘ばかり吐かれていた現実に直面すると、何も残らないのです。

あれもこれも全部嘘だったのでは?と何も信じられるものがなく、虚無感しか残りません。切り札にしていたものも全てが真っ赤な嘘で私をコントロールするために彼の描くストーリーに乗せられていたのでは?と。

どうしてここまでなるまで気付かなかったのでしょう。
悔やまれます。

逃れられるまでに費やした時間が長かったわりには思い出になるものが何もないのです。架空の人物と付き合っていたのではないかと思う程、中身がないのです。

 

嘘吐く相手と婚姻関係が続く事の危険性


相手と婚姻関係にある場合は連帯責任といいますか、世間からは妻も夫と同様の感覚なのだと見られてしまいますし婚姻関係が続いているという事はそんな嘘吐き夫を許容していると見られてもおかしくありません。

そのため自分まで信用されにくくなってしまう危険性がはらんでいます。

 

さいごに


一般的な人付き合いとしてはよく「人を信じてあげなさい」とか「相手の良い面も見てあげましょう」とか言われる事もありますが、信じてはいけないタイプの人間もいるという事を知る事の大切さを痛感します。

嘘で固められた相手の事など信じる必要なんてありません。良い面も見ると言ってもその良い面も嘘で固められたものかもしれないのですから。

話半分どころかほぼ全部嘘と思うくらいの感覚です。

そんな相手の事を信じてしまうという事はそんなつもりはなくても嘘に荷担してしまう危険性もはらんでいるという事を知る事が大切です。