以前の記事で自己愛性パーソナリティ障害のターゲットになりやすいタイプについてまとめてみました。
自己愛性パーソナリティ障害は誰でもかまわずターゲットにするかといえばそうではなく、ある傾向が見られる事が分かります。
また反対に、自己愛性パーソナリティ障害が苦手とするタイプもいます。
苦手とするタイプに対しては愛想良く振る舞うかあまり関わらないといった感じなので、ターゲットに選ぶ事はありません。
一体どんなタイプを苦手とするのかを体験をもとにまとめてみたいと思います。
権力のある人や社会的立場が上の人
これは職場の上司や社長などが当てはまりますね。
内心では嫌っていて陰では悪く言っていても円滑に仕事をする上で従った方が良いと判断し、逆らったりする事は見られず従順な程です。
上司になるタイプにも色んなタイプの人がいると思いますが、自己愛性パーソナリティ障害が苦手とするのは部下をおだてたり褒めたりしないタイプや必要以上に部下を認めたりしないタイプですね。
このような相手を前にすると大きく出るような事はしません。
力のある人
下に見ていた者に対して大きく出たものの相手が自分より強いと分かると途端に愛想良くなったり自分の無礼さえもなかったように振る舞います。
上に見るか下に見るかで扱いがかなり変わり、同一人物に対しても出来事に基づいて主観が変わったりします。
そのため一度噛みついた相手でも何事もなかったかのように振る舞ったり一目置いたりするようになります。
自分より怖いと思われる存在の人
一般社会的にも怖いと言われる存在の人をターゲットにしたりする事はないでしょう。
自己愛性パーソナリティ障害は自分がコントロール出来る人かどうかをちゃんと見ているのでこのようなコントロール出来ないタイプには近付きません。
それどころかターゲットにこのような人物が身近にいると分かるとターゲットを諦める事もあります。
注意してくる人
これも苦手なタイプなようで大きく出ていたのに、注意されると誤魔化したり言葉少なめになります。
大きく出ていた事実さえなかったようにするくらい、本人は関わりたくない人物のようです。特に注意してくる人が威勢のいいタイプだとその傾向があります。このようなタイプには反論したりせず注意が終わるのを静かに待ちます。
注意された事を根に持つかといえばそうでもなくて、注意された事自体を記憶から抹消してなかった事にしたりもします。
さいごに
このように自己愛性パーソナリティ障害が苦手とするタイプも存在しますので、このようなタイプに近い程ターゲットにはされにくくなるようです。
自分がこのタイプに近付くかはたまたこのような人物に協力してもらうのも安全な方法だと思われます。
