焦らなくていい
以前、親しくなった若い女性から「今まで付き合った事が一度もなくて恥ずかしい」と相談を受けた事がありました。
それを聞いて私がはじめに思った事は「何て素晴らしいの!」という感想でした。
だって考えてもみてください。
私は当時、自己愛性パーソナリティ障害を抱えた元夫と別れたばかりだったので、誰にも何も危害を加えられていない事がどれほど尊い事なのか。
私もその状態に戻りたいと心から思いました。
そして彼女が眩しく映りました。
一度も付き合った経験がないならばこんな苦労も味わっていないという事なのですよね。
不必要な苦労はすべきではない
自己愛性パーソナリティ障害を抱えた相手との恋愛でズタズタになる経験は誰もすべきではありません。
よく「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われますが、苦労どころか回復不可能になるくらい追いつめられる場合もあるのですから。
ズタズタになって雑巾のようにボロボロに扱われた経験がない彼女が私は羨ましくて仕方ありませんでした。
私はもしも自己愛性パーソナリティ障害を抱えた元夫と交際しなくて済んだなら一生一人でも良いと思ったくらいなのです。
それだけ身も心もダメージを受ける恋愛なので、彼氏がいない事を焦って変な男に捕まって欲しくないと思いました。
これから恋愛する人に伝えたい事
まず、焦らなくてはいい事を前提に。
もしお近づきになる男性が現れたらすぐに心は開かない事です。
この時、相手が自己愛性パーソナリティ障害を抱えている男性だった場合、知らずに仲良くなってしまうとあとあと大変な事になりますので相手をじっくり見極めてみてください。
いきなり距離を縮めてくる男性は早くものにしようと焦っている魂胆があり怪しさ満点なので、交際に発展する前にきっぱりお断りしてください。
交際が始まってからだと難癖をつけて別れるのも困難になるので、出来るだけ早くまだものにされていないうちに断る事が大切です。
別れてくれない男性もいるという事を知る
今まで彼氏がいなかったから早いところ彼氏を作ろうだとか決して考えないでください。
早く彼氏が欲しくて軽い気持ちで付き合ったり、「とりあえず付き合ってみるか?」と覚悟もなしに交際を始めて「やっぱり違った」「別れよう」となった時にすんなり別れてくれない男性がいる事の危険性を知ってください。
私は離婚をして自分が誰のものでもないと実感出来た時に、それはこの上ない素晴らしい事だと思いました。
どうか一人の時間を大切にしてください。自分を守ってあげられるのは自分だけなのですから。